三河の山里集落応援隊とは、三河の山里サポートデスク事業の一環で、集落活動の応援をしていただける個人に呼びかけ、草刈り作業やイベントのお手伝いなどを実施する活動です。
三河山間地域の集落等とマッチングし、集落等の望む活動を実施するとともに、交流を深めながら、集落機能の維持・活性化に繋げることを目的として実施しています。
10月の新城市黄柳野地区での集落応援隊は、サツマイモ堀りを実施する予定でしたが、15日（日）の時点ではまだサツマイモの生育が芳しくなく、草刈りのお手伝いに変更しました。にわかに秋の様相を呈してきた山里の風景の中、この地区の景観保全に取り組む「すすめの学校」の皆さんと一緒に、草刈り作業に励みました。
こうした草刈り等の活動を通して、季節を肌で感じることができるのも集落応援隊の楽しみのひとつだと感じていますが、この日も大きく育ったススキやセイタカアワダチソウの姿を見て、秋の到来を実感しました。里山と集落を隔てるように張り巡らされた鹿の侵入防止柵際の斜面を中心に、ススキやセイタカアワダチソウ等と格闘しました。
秋らしい爽やかな気候に草刈り作業もスムーズに進みます。休憩時間には、すすめの学校の皆さんと集落応援隊とのおしゃべりも盛り上がり、「一人での草刈り作業は辛いけど、みんなでやればあっと言う間に終わって、楽しいね」という声も聞かれ、終始、和やかな雰囲気の中で活動することができました。
一人では大変なことも、みんなでやれば楽になります。こうした力が集まれば、過疎化が進む集落を活性化させることも可能かもしれません。それこそが集落応援隊の醍醐味であり、存在意義でもあります。お力添えくださるみなさんの参加もお待ちしています。
すすめの学校の皆さん、集落応援隊の皆さん、今回もお疲れ様でした。