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スタートアップのための合宿(2日目)を開催しました

三河山間地域で、地域課題解決のために起業や新事業立ち上げに取り組む人を支援する「三河の山里サポートデスク事業」について、本年度は8名のアントレワーク実践者を選定し、6月1日(木)より活動が開始されました。

初日より、新城市湯谷温泉「Hoo!Hoo!」地下1階のシェアオフィスにおいて、2日間の合宿を実施しました。実践者とメンター、事務局とのチームビルディングを実施するとともに、実践者及び起業家として大切な考え方や取り組むべきこと等について、メンターからレクチャーを受けました。

合宿の2日目となる6月2日(金)、シェアオフィスのある愛知県三河地方は、朝から猛烈な豪雨となりました。シェアオフィス横を流れる板敷川の増水具合を見守りつつ、合宿1日目の学びを振り返るグループワークからスタートしました。

2日目を担当するメンターは、地元新城市出身で、自身も起業を通じて地域の活性化に取り組む一般社団法人リズカーレ代表理事の安形 真さん。現在は、愛媛県西条市で起業支援活動を行うほか、四国初のコミュニティ財団を設立するなど、持続可能な社会を目指して活動しています。

今回は、「社会的事業基礎講座」を実施していただきました。「社会的事業」とは、地域課題や社会課題を解決するビジネスのことで、まさにアントレワーク実践者の取組そのものです。講座では、社会的事業とは何か、から始まり、支援を受けながら社会的事業に取り組む意義や心構え、事業計画を作成するために必要なことについて、講義とワークを通して学びました。先述の記録的豪雨のため、終了予定時刻よりも早めに切り上げざるをえないハプニングにも見舞われましたが、合宿は無事に終了しました。

1日目は、渡辺さんに講義いただき、それぞれの原体験を通し、自分軸で事業を見つめなおしました。2日目は、安形さんに講義いただき、社会軸で考える力を鍛えました。こうした時間を経て、8名のアントレワーク実践者も、社会事業者としての自覚と決意を持って第一歩を踏み出せたものと思います。

また、今年度から新たにメンターとして加わった野澤 成裕さんの存在も、実践者にとって心強いものになったことと思います。行政書士の野澤さんは、Clover Drone代表のドローンインストラクターでもあり、実践者OBでもあります。実践者の経験があるだけに、さまざまな助言やケーススタディを行うことができ、実践者にとって心強いものになることでしょう。

今回の合宿で深まった実践者同士やメンターとの繋がりは、今後、実践者各々が活動していくうえで大きな支えとなります。実践者からは、「実践者となった責任や緊張はあるけれど、今はワクワクしかありません。」という言葉をいただきました。実践者がそのワクワクを持続させ、あいちの山里の皆さんにも想いを伝えることで、一緒にワクワクしてもらえるよう、サポートしていきたいと思います。

8人のアントレワーク実践者の活動については、今後もこのページで発信していきますので、楽しみにしていただけたら幸いです。

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