立春の2月4日(日)、新城市黄柳野地区にて三河の山里集落応援隊(※)を実施しました。
黄柳野でも早春を彩る梅の花が咲き始め、暦の如く、春の兆しの暖かさを感じることができたこの日、「すすめの学校」の皆さんと共に、里山の草刈り作業に励みました。
黄柳野地区の一画にある里山の景観整備と、その付近の田畑の日当たりを良くするため、集落応援隊もお手伝いして、裾野部分の雑木を伐採したのは数年前のことです。それから毎年、雑草や小さな雑木を刈り続け、今では梅、栗、タラの木、ドウダンツツジを中心にわずかに雑木を残すだけの、すっきりした裾野の里山に整備されています。とはいえ、雑草は刈っても刈っても生えてくるもの。今回も成長したススキなどの雑草や、竹などひょろひょろ伸びた若い雑木を刈りました。
冬に雑草を刈ることで、春にはワラビやゼンマイ、タラの芽などがより豊富に顔を出すのだとか。そんな話を聞き、俄然やる気が増した集落応援隊です。地道で大変な草刈り作業ですが、その苦労が田畑に日光をもたらし、山の恵みをもたらし、持続可能な集落への希望をもたらします。三河の山里集落応援隊の活動が、わずかながらもその一助となれるよう、これからも邁進していきます。
※三河の山里集落応援隊とは、三河の山里サポートデスク事業の一環で、集落活動の応援をしていただける個人に呼びかけ、草刈り作業やイベントのお手伝いなどを実施する活動です。三河山間地域の集落等とマッチングし、集落等の望む活動を実施するとともに、交流を深めながら、集落機能の維持・活性化に繋げることを目的として実施しています。