竹本あゆみさん(豊根村)

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豊根村産スイーツ&ジビエで、豊根村の美味しさを発信!

竹本さんは愛知県知立市から豊根村に移り住んで10年になる。2013年に豊根村地域おこし協力隊に着任したことが移住のきっかけだ。2016年に任期満了を迎えるまでの期間、竹本さんは農業に携わり、農業体験を受け入れたり、農作物を活用したジャムやせんべいなど、豊根村特産品の開発と販売で村おこしの一翼を担ってきた。そして、地域おこし協力隊の任期満了後も村に残り、現在は村内の農園のスタッフとして農業に従事しながら、起業に向けて準備を進めている。

「最初はここまで長く豊根村に住むと思っていませんでした。これまで、地域の方々にお世話になってきました。でも、いつも与えてもらうばかりで、私からは豊根村やお世話になった人たちに何の恩返しもできてない。このままずっと豊根村で暮らしていくためにも、自立できるよう、何か事業を起こしたいと思いました。もともと農業は、協力隊のミッションとして始めましたが、種が実になった時の感動ややりがい、収穫した野菜を6次化することで広がる可能性や付加価値を知り、もっと豊根村産の農産物をたくさんの人に知ってもらいたいと思うように。幸い豊根村は年間約80万人の観光客が来ます。でも村には買い物する店や飲食できる店が限られているのがもったいない。いつか豊根村産の素材を使ったメニューを提供する小さなカフェができたらなぁ、なんて思うようになりました」。

飲食店での実務経験がなかった竹本さんは製菓専門学校に通い製菓衛生師の免許を取得。また農業と向き合っていく中で獣害問題にも直面し、狩猟免許と猟銃の所持許可を取得し、みずから有害鳥獣駆除をおこなっている。竹本さんはこれまで農業に従事してきた経験と繋がり、そして資格を活かし、豊根村産の農作物を使ったケーキ、焼き菓子などのスイーツやジャムなどの加工品と、有害鳥獣として駆除された二ホンジカの肉を有効活用した調理パンなどを製造・販売し、豊根村の美味しい魅力を発信していくつもりだ。豊根村三沢で、イートインもできる販売店舗のオープンを計画している。

 

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