伊藤 拓真さん(東栄町)

学生×住民 東栄町の人材資源をPRする媒体の作成と
体験プログラム博開催

愛知学院大学 経営学部経営学科3年(休学中)

自分にできることをしないまま、
自分の故郷が廃れていく姿は見たくない。母校の小学校が合併で廃校になり、使われなくなってわずか1~2年ほどで荒れ果ててしまった校庭を目の当たりにした時、とてもショックでした。ゆくゆくは東栄町自体がその姿になってしまうんじゃないか?という危機感と、なぜ、自分は今まで何もしてこなかったんだろう?という焦燥感、いまのうちに自分たちでできることから始めなければ!という使命感に駆り立てられ、まちづくりのノウハウを学ぶために大学を休学し、石川県七尾市にある民間のまちづくり会社へ半年間のインターンに行きました。その会社は「オンパク注①」を手掛けた実績があり、そのノウハウを活用し市民大学を運営しています。そこでは地域の住民たちが、まちづくりのために自分ができることを持ち寄り、チャレンジしている。「自分たちの手で地元を良くしたい」という住民の姿勢や思いをカタチにできる機会や場所があるってすごくいいな、と感じました。そんな環境やしくみを僕の地元・東栄町でも作りたい。そのために東栄町でも「オンパク」のような体験プログラム博を開催したいと考えています。その取り組みから、地域資源の活用法はもちろん、地域住民の主体性やネットワークが生まれ、東栄町の新たな可能性や課題も見えてくるはず。それが将来的には東栄町でのビジネスにもなり、活性化にも繋がる。まずは最初のステップとして、「まち冒険プロジェクト注②」や行政と連携し、東栄町のある一つの集落の現状や資源の調査を大学生にフィールドワークしてもらうことで、住民と学生が一緒になって地域資源を活かした体験プログラムを企画・実施するプレイベントを準備中です。

注①…温泉博覧会の略。2001年に大分・別府で始まり、地域資源を活用した体験型のプログラムを短期間に多数開催する観光まちづくりイベント。
注②…Bono株式会社が行っている事業。都会の若者が地域のキーマンと共に地域の魅力を発見し、企画を考え、実行するプロジェクト。

起業実践支援後、故郷・東栄町でのまちづくりイベントに専念するため、通っていた大学のあった名古屋から東栄町にUターン。学生ネットワークを武器に「若者地元会議りん」を立ち上げ活動。2019年、東栄町の観光協会である「東栄観光まちづくり協会」の発起と共に協会職員に。起業には至らなかったが、自分の故郷を地域住民と一緒になってもっとおもしろくしたい!外部にも東栄町の魅力を知らせたい!という郷土愛をベースにした地域活性化活動は継続中。

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