合同会社アグリホリック 奥三河特産品開発特命係長
奥三河女子発。
特産品開発で地域おこし。
奥三河の地元で生まれ、地元で育った私ですが、実はつい数年前まで、故郷をもっと良くしたいとか、元気にしたいとか、地域おこしなんてことには全然興味なかったんですよ(笑)。でも合同会社アグリホリックの安形氏に出会い、彼の周りに集まる人たちと交流していくうちに、自分も地域のために何もしないよりは何かを生み出したほうが良いんじゃないかと考えるようになりました。地域おこしに情熱を傾ける人たちの後ろで見ているばかりじゃく、私も一歩前に踏み出して、地域を元気にするためにチャレンジしたいと。「古民家カフェはちどり」や「大野宿 美術珈琲 鳳来館」の料理長として食を提供してきた私ができること、それは地場の食材を使い、それを何か違う食べ物に変えて奥三河のPRをすること。奥三河の87%が森林でできていて、その豊かな資源から生み出される水や土によって、おいいしい農産物が収穫できます。また設楽町で取れるメープル原液も奥三河の稀少な特産物。これらを使ったピクルスや焼き菓子を奥三河の新たな特産品として売り出し、奥三河という言葉だけでなく、奥三河の魅力を都心部の人にも伝え、奥三河にもっと人を呼ぶことができたら、と思っています。将来的には、奥三河メープルの収穫体験や、畑で野菜を収穫してピクルス作る体験プログラムなども考えていきたいですね。
三河の山里起業実践者活動中からあたためてきた地元の食材を使った奥三河の特産品開発。その第1弾として新城市の鈴木製茶のほうじ茶を使った「ほうじ茶プリン」を実践者卒業後に販売。好評を博すも、ご主人の転勤に伴い愛媛県西条市に移住。