三河テントサウナ
鳳来地域の歴史・自然環境を活かした複合サービス
大学卒業後、エネルギー会社に就職するも、心身に不調をきたす時期を経験した山本颯太さん。絶望感にさいなまれる中、山本さんを支えたものがテントサウナと自分に向き合う時間だったと言います。サウナで心と体を整え、自己理解に没頭する日々を過ごすうち、山本さんは会社員として留まるより、一歩踏み出し、起業したいと思うように。高校まで生まれ故郷である岡崎で過ごし、大学進学で名古屋市に出るも、就職は豊橋の企業を選ぶほど、生粋の三河LOVERを自認し、自然にあふれた中山間地域で「自由で情緒豊かな人生を送りたい」と、山本さんが起業、そして移住の地として選んだのが新城市でした。2023年9月に新城市に移住した山本さんは『三河テントサウナ』を起ち上げ、出張テントサウナやキャンプ場スタッフ、古民家宿の管理などの事業を展開。しかし、今やサウナ事業は競合他社との差別化を図ることは困難と感じた山本さんが新事業として挑戦したいと考えたのが、自身のバックボーンを糧としたテントサウナに自己理解をかけあわせたコンテンツでした。会社員時代には、人事採用のキャリアを培ってきた山本さんですが、実際、それを事業化し、マネタイズすることは容易ではなく、試行錯誤を繰り返してきました。そして、最終的に行き着いたのが、「メタ認知が当たり前の地域社会を作りたい」という強い思いでした。今後はテントサウナ×自己理解に、さらに歴史もかけあわせた新しい試みにチャレンジしていく予定。新城からメタ認知の重要性を発信し、誰もが自由で優しくなれる社会づくりに貢献したいと思っています。
岡崎市出身
三河テントサウナ インスタグラム