清水朝子さん(岡崎市額田地区)

宮崎いこまい福祉タクシー

笑顔、元気、心をつなぐ地域の足でまちづくり

 

岡崎市額田地区宮崎学区に生まれ育ち、地元で結婚、地元に暮らし続ける清水さん。昔から地域活動には積極的に取組んできたが、2013年に後継者のなかった地元の新聞店の経営を引き継いだことで、より地域の人々と関わる機会が増え、地域の人のリアルな声や地域の課題が一層身近に感じられるように。そんな中、「育ててくれた宮崎をもっと元気にしたい!」という想いから、自らミニコミ誌「みやざきかわらばん」を制作して地域の情報発信に努めたり、2020年には地域のお助け事業「手かします」を立ち上げたりと、地域の人々を笑顔にするための取組に尽力。2022年には地域住民から清水さんのもとに56件ものお助け要請が届き、そのうち37件が送迎依頼だったと言う。年々上昇する送迎依頼に、もともと交通移動手段が限られ、少子高齢化や担い手不足で深刻度が増している山間地域の交通課題を目の当たりにした清水さんは、満を持して福祉タクシー事業に乗り出すことを決意。まもなく「宮崎いこまい福祉タクシー」を始動する予定である。

本事業では、額田地区において、高齢者や障がい者をはじめとした交通移動手段の選択肢が少なく困っている方々とその家族、介護者をターゲットに、福祉タクシーを基盤とした輸送サービスを提供。通院、買い物、行楽などの送迎を通し、地域の交通弱者の生活支援を担っていくと共に、高齢者や障がい者の社会参加のきっかけづくりやその家族や介護者の負担軽減の一助になればと清水さんは願っている。また、送迎しながら高齢者との話し相手になることで、その人の活力アップにつながるのではないかとも考えている。

清水さんのモットーである“笑顔と元気”、そしてこれまでの地元に根差して培った視点や信頼を武器に、輸送プラス、利用者に寄り添った対応を心がけ、「さぁ、一緒にでかけにいこまい!」と人々に呼び掛けていく。

 

『宮崎いこまい福祉タクシー』

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