「月猿虎」
奥三河と世界を結ぶ、古民家ダイナー
アメリカ人の妻と一緒に、東栄町月地区で古民家を改装し、自家栽培の作物や地元食材を使った和洋惣菜を提供するダイナーを始めます。
また、妻や写真家兼翻訳ライターの友人と協力して、英語による情報発信も。
古民家ダイナー「月猿虎」が、地元の方たちはもちろん、国内外の観光客も気軽に立ち寄れる交流の場として、 地域のニーズに応えていける存在になりたいと願っています。
これまでにも名古屋市内の居酒屋で、店長として、調理・接客・スタッフ管理や商品の催事出店・出張販売業務などに携わってきた河原さん。以前から、アメリカ人の奥様・タナさんと一緒に、趣味の山登りやハイキングで度々訪れていた奥三河に魅力を感じ、都市部から離れた場所で飲食店を経営したいと考えていたとか。「夫婦のお気に入りの場所、御殿山の麓に建つ東栄町月地区の古民家を今年5月に購入しました。「月猿虎」という店名は、地名と夫婦の干支を組み合わせたもの。私たちが飲食に関わってきた経験をいかし、妻の故郷であるアメリカのテイストも加えた和洋創作メニューを提供したいと考えています」。現在、花祭りシーズンのオープンを目指し、店舗兼住居となる古民家を改装中。30年以上も飲食店が存在しなかったという地域に、地元住民が気軽に集える場所を!と意気込む河原さんの視線の先には、ワールドワイドな情報発信で、国内外から奥三河エリアへの集客にも貢献する「月猿虎」の姿が映っています。