2025年度実践者支援内容・活動紹介 セミナー

2025年10月10日(金)、『あいちの山里アントレワークプロジェクト 地域との共創を目指して』レポート⑤

地域創生や起業に詳しい、株式会社みらい共創技術研究所代表取締役・樋口邦史さんを講師にお招きし、6月~10月までの月1回実施してきた『あいちの山里アントレワークプロジェクト 地域との共創を目指して』も、10月10日に最終回を迎えました。

【10月/共感されるストーリーテリングを編む】

前回までの講座で研究、考察、作成したビジネスモデル概要図、そして、市場調査とフィールドリサーチについての振り返りから始まった樋口先生の講座の最終回。前半では、あらためて市場調査やフィールドリサーチの意義、そのやり方について説明いただきました。さらに調査には、その結果に基づく分析をおこなうことは必要不可欠ということで、分析の仕方についても教示くださいました。その上で、「最終的には、“誰(ターゲット)のために誰(自社)が、具体的にどういうサービスを提供して、そのために何ができて、このサービスは競合とはどういうところが違って、だからこういうわけで自社のサービスは良いです”。というように提供ストーリーまとめてみることが大切」と樋口先生。「これがなければ、何も始まらないぐらい重要」ということで、実践者たちが作成したビジネスモデル概要図を示しながら、提供ストーリーをプレゼンテーションしました。幾度もの修正、ブラッシュアップを経て作り上げてきたビジネスモデル概要図ですが、それを提供ストーリーとして言語化するのはとても難しいようで、樋口先生からの質疑に実践者がしどろもどろになる場面も見られました。それでも樋口先生はじめ、実践者仲間からの指摘やアドバイスを受けながら、提供ストーリーをまとめる作業に取り組みました。

後半は「ストーリーテリング」について。モノや想いを伝えるとき、物語を用いることで、より印象付け、共感を生む手法とされていることから、消費者が商品やサービスを購入するまでの購買行動プロセスに大きな効果をもたらすとビジネス界ではプレゼンテーションやスピーチ、PR素材に取り入れることが一般的になりつつあります。樋口先生には、ストーリーテリングのメリットや効果、ストーリーを構成するためのポイントや成功させるコツなどを、スティーブ・ジョブズ氏や大谷翔平選手のスピーチ、CMなどの具体例と共にレクチャーいただきました。

来年3月には、あいちの山里アントレワーク実践者としての取り組みの総括となる『活動報告会』を控えている実践者たち。ストーリーテリングの手法を習得できたことは、その報告会だけでなく、今後、事業家として様々や商品やサービスを展開し、PRしていく上での大きな武器を手にいれたことに他ならないはず!

「皆さんが事業を通じて実現したい未来。あるいは実現できるであろう未来。そこを絞り出すんです。その未来を伝えたい相手(ターゲット)に恥ずかしげもなく語ってください」と、最後に樋口先生からはなむけの言葉を頂戴し、6月から全5回にわたって、ビジネスモデルの構築を軸として実施してきた講座は終了。

本年度のあいちの山里アントレワーク実践者たちが、どのようなビジネスモデルを構築し、消費者に選んでもらえる提供価値や地域課題解決策をプレゼンテーションできるのか、3月に開催する『最終事業報告会』を楽しみにお待ちいただけたら幸いです。

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