いまどき、SNSをうまく活用できるかどうかがビジネスの成功を左右すると言っても決して大袈裟ではありません。とは言え、SNSにはいくつかのジャンルがあり、それぞれ特徴や強みも違うため、SNSなら何を使ってもビジネスに効果があるというものでもありません。自身の事業やそのターゲットに、SNSのどのプラットフォーム(Instagram、X、YouTubeなど)が適しているかを見極めることがまずは大切です。しかし、それが難しい…。
ということで、アントレワーク実践者の皆さんに、SNSのことを深く理解してもらい、自身の事業に役立ててもらうことを目的に、9月17日(水)、新城市湯谷温泉Hoo!Hoo!内のシェアオフィスにて『SNS活用講座』を開催しました。

講師はオフィスヤチヨの小野八千代さん。美大卒のデザイナー兼インタビュアーとして活動しながら、SNSまわりの画像制作、集客動線、サイト制作、インスタライブコミュニティ活動を通して、PRデザインを専門に企業・個人のブランド構築をサポートしてきた実績の持ち主で、公的機関委託のITアドバイザーも務める、SNSを活用したブランディングのエキスパートです。

小野さんには、SNSについての基礎知識として、SNSを活用することのメリットをはじめ、SNSにはどんなジャンルがあり、それぞれのプラットフォームの特徴や強み、どんな人に向いているか?などをわかりやすくご説明いただきました。
その上で、実践者たちが実際に使っているSNSとその運用方法を参加者全員でシェア。実践者からは「使ってはいるが閲覧専門」「個人と事業のアカウントを分けていない」「投稿頻度が低い」「リールなど操作がわからない部分がある」「セキュリティが不安」などなど、様々な現状の課題や不安が飛び出しました。
小野さんからは、実践者の課題に応えるべく、刻々と進化するSNSの最近の傾向や、自身の周囲の事例や体験談を交えながら、SNSの活用ポイントもご紹介いただきました。その中で、ブランディングとコミュニケーションの重要性にも触れ、「誰が何を提供するか?を一貫した世界観で伝え、独自性のあるブランディングをすることが大切」と小野さん。自分と同じような事業をしている人や同じようなスキルを持った人が溢れるSNSの世界で、自分の事業を見つけてもらい選んでもらうためには、商品やサービスを並べて、ただ発信しているだけでは不十分。誰が提供しているかをどう見せるかが重要だと言います。つまり、どんな経験や想い強みを持った人が発信しているのか、実践者、あるいは彼らの事業をセルフブランディングすることがカギというわけです。小野さんの場合は、多く存在するデザイナーの中でもインスタライブをする人がいなかったことからそのポジションでのブランディングを確立できたそうで、現在の活躍につながっています。さらにフォローやいいねをしてくれた方との適切なコミュニケーションの方法も伝授くださいました。
そんな小野さんご自身の経験や、小野さんが支援した事業の事例をもとに、講座の後半では、ブランディングの手法や、写真の取り方、見せ方、発信戦略などをより具体的にご指南いただきました。

今や誰もが身近になりつつあるSNSですが、それは単なる情報発信ツールではなく、個人やビジネスの価値を伝えるために重要なプラットフォームであり、その活用には戦略的で誠実なアプローチが成功の鍵となることを実感。アントレワーク実践者にとっても、事業におけるSNSの役割を深く理解する機会となったようで、いつにも増して、小野さんとの質疑応答や仲間たちのディスカッションで盛り上がる姿が印象的でした。

今回の学びや気づきを得て、実践者たちは自分のSNSを見直したり、新たにビジネスアカウントを立ち上げたりとそれぞれに展開していくものと思います。その取り組みや成果は、来年早々に実施する『SNS講座第2回目』で検証予定。
実践者の皆さんもそれぞれSNSに対しての得手不得手はありますが、苦手意識は持たずにまずはSNSを楽しんでもらいたいと思います。