超電磁ビリビリラヴ
新城市作手地区をPRするお土産物事業
2022年4月より、新城市作手地区で夫の実家の一部を改装し、「恋して！宇宙少年CAFE」を夫と共に営む。開業当初から地産地消をテーマに地域に根付く店になることを目標に掲げており、地域の小中学校への行事参画や地元住民と移住者・観光客ら関係人口との交流を目的としたイベントの開催、また、奥三河の移住者コミュニティを立ち上げるなど、地域活動を積極的におこなってきた山本さん。地域に関わり、地域をより知ることで、ますます作手に魅了されると共に課題も見え、もっと作手のためにできることはないか？と考えるように。そんな中、作手地区には地域の魅力をPRできる土産物が少ないことに着目。本事業では、地域の特色を活かし、作手土産となるような商品の開発と販売を実施し、作手への観光誘致や地域の活性化を目指す。
アントレワーク実践者としての取組の中、アンケートなどのマーケティングリサーチや作手小学校の総合学習授業への参加をきっかけに誕生したのが、作手の特産物であるホウレンソウを使用したクッキーである。新城市の老舗企業の協力を得て、現在、商品化に向けて準備中だ。
また、かつてはラリーが開催されたり、サーキット場が2ケ所、現存していたり、峠越えのスカイラインや林道などに恵まれドライブコースとしても人気の作手は、モータースポーツとは縁の深い土地柄。山本さんが運営するカフェにも、車好き、バイク好き、自転車好きの客が多く集まることから、2023年6月には車好きをターゲットにオリジナルステッカーを試作し店頭での販売を開始。モータースポーツ関連グッズ市場のポテンシャルに手応えを感じた山本さんは、今後も、カーカスタム業界で実績や人気のあるアーティスト、地元のデザイナーなどとタッグを組み、新商品を企画・販売していく予定。
クッキーやモータースポーツ関連の土産物については、作手地区限定販売とし、作手に実際に足を運んだ人だけが購入できる付加価値を付けることで、作手に人を呼び込み、作手の魅力を広く多くの人々に直に知ってもらいたいと考えている。
『超電磁ビリビリラヴ』