熊本ゆう子さん(豊田市旭地区)

古民家「くうねるあそぶ」

お母さんを元気に。畑を元気に。地域を元気に。

3月10日、豊田市旭地区にオープンを果たした古民家『くうねるあそぶ』。熊本ゆう子さんが、世のお母さんをターゲットに、心理的、物理的にも、お母さん業から解放され、自然に触れながらゆっくり過ごせる拠点を作りたいと取り組んできた場所です。

その構想の原点にあるのは、学生の頃から子育てや子供が育つ環境に興味を持ち研究してきたという探究心と、実際、子育てを経験した熊本さん自身の悩みや気づきでした。夫の転勤で千葉に住んでいた頃は地元農家や地域の人たちと関わりながら一緒になって子育てを楽しんできたという熊本さんですが、名古屋市に戻ってきてからは、なかなかそのような環境に恵まれず、あらためて子育てと自然や地域との関係の重要性を認識したそう。2023年からはあいちの山里に生活拠点を移し、稲武地区の帰農者滞在施設に入居しながら週末は家族で畑仕事に専念するという1年を過ごしました。その中で、自然と共に子育てできる場所を作りたいと考えるように。そして2024年春に自然あふれる旭地区東荻平町の古民家に移住。当初はその古民家を使ってどのように事業化していくのか試行錯誤を繰り返しましたが、“くう”“ねる”“あそぶ”をコンセプトに、農業体験や田舎体験、ラ―ケーション、野菜販売など、様々なアプローチから子育てを応援するレンタルスペースとして誕生しました。

2025年9月には民泊も開始予定。すでに地域資源を活用しながら活動して地域に人を集め、社会活動を通して多くの人とつながっている熊本さん。今後はさらにサービスや活動を充実させ、地域内外の人をつなげ、人と自然をつなげ、いろんな出会いをつなげて、地域も人も元気にする場所を目指したいと考えています。

豊田市出身

 

古民家「くうねるあそぶ」インスタグラム

https://www.instagram.com/kominka_ku.neru.asobu/

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