空間屋 縁土-END- / 民泊 其の日其の日
地域資源アップサイクル事業
昨年末まで、『HIーBRICK』の屋号でキッチンカーによるハンバーガーショップを営んでいた橋爪杏介さん。閉店・引退を惜しむ声を振り切って、次のステージに選んだのが、地域資源(空き家・モノ・ヒト・コト)や古き良きモノに新たな価値を創造し提供するアップサイクル事業です。
まずは今年1月に、住居や店舗のリフォーム、不用品や廃材を改修し活用する『空間屋 縁土(END)』をスタートさせました。
コロナ禍のパンデミックで、仕事、生活、家族に対する自身の価値観が大きく変化したことが、移住、新たな起業へのきっかけになったと橋爪さんは話します。「持続可能な本当に豊かな暮らしって何だろう?と考えた時、自然豊かな環境の中で丁寧に行きたいと思いました。家族と共に農業などをして自給率を上げ、地域とつながりながら生きていく力を高めたい!田舎で起業するのはどうだろう?自分の持っているスキルや経験、つながりを活かし、好きなこと、やりたいことを全部仕事にしよう!と考えたんです」。
かくして橋爪さん一家は2023年7月に新城市鳳来地区に移住。もともとDIYが好きだったという橋爪さんですが、自宅である古民家のリビングやキッチンのDIYをはじめ、これまでに多くの住宅や店舗のリフォームを経験してスキルを培っています。
また、近々、空き家を活用した民泊・レンタルスペースを運営する『民泊 其の日其の日(そのひ そのひ)を開業予定。場所づくりのハード面だけでなく、人脈を活かした様々な分野のワークショップや講座なども実施し、ソフト面でのサービスの充実も図っています。
自身の事業で地域の空き家問題を解決し、奥三河の関係人口を創出する役割を担いたいと願う橋爪さんです。
豊川市出身
『空間屋 縁土-END-』/『民泊 其の日其の日』インスタグラム