石橋 徹さん(豊田市)

まいにちブルーベリー

「ファームいなぶ」を設立して、稲武の農業を盛り立てたい

自分で作って、自分でおいしいと思ったものを売ることができる農業って、なんて幸せなんだろう!
でも私が暮らす稲武では、年々、農家が元気を失っていくようで…。そんな地元の農業を「ファームいなぶ」が盛り立てたいのです。農業を始めて10年余り。地域のために働かせてもらえたらうれしいです。

愛知県豊田市の北東端、岐阜県と長野県との県境に位置する稲武地区へ2001年に移住し、2009年から大野瀬町で、夏のシーズン中、ブルーベリーの摘み取り体験ができる観光農園『まいにちブルーベリー』を営んでいる石橋さん。化学肥料や農薬を使わずに育てた良質のブルーベリーはもちろん、客目線で仕掛ける農園の経営姿勢も好評です。「実は当初、私は農業に興味がなく、妻がブルーベリー栽培をやる!と言い出した時も、「じゃあ協力はするよ」程度のスタンスだったんですよ」と笑う石橋さんですが、2004年にブルーベリー栽培を始め、農業をしていくうちに、「稲武での農業の可能性を感じた」そう。「稲武は都市部からのアクセスも良いし、おいしい高原野菜も育つ。それなのに農家の高齢化などが原因で栽培や出荷が困難になり、耕作放棄地は増え、道の駅の直売所では稲武産の農作物がどんどん減少している。そんな現状を打破すべく『ファームいなぶ』を作り、高齢の地元農家の方々の栽培や出荷の補助、足りない野菜の栽培委託をしたいと考えています。また、何かとハードルが高い新規就農者に門扉を開き、サポートしていくことで移住に繋げられたら、とも思います」。そんな石橋さんの思いは動き始め、他の地元団体と連携し、稲武の将来を盛り立てていく役割を担おうとしています。

「まいにちブルーベリー」を運営する一方、2018年に地域で志を共にする仲間たちと「ファームいなぶ営農組合」を設立。夏のとうもろこしやトマトを中心に生産し、道の駅「どんぐりの里いなぶ」で販売している。

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