清水 潤子さん(豊田市)

いなか暮らしとジビエ料理の魅力を発信する古民家カフェ

築150年の古民家を杉材でリフォームした山里のカフェ。
そこで提供するのはハンターならではのジビエを使った猟師飯と、 地元の人と町の人との交流です。 囲炉裏やかまどを設置したこだわりの空間で、田舎暮らしを体験してもらい、山里や古民家の魅力を伝えることで、 持続可能な山間地域づくりの力になれればいいですね。

いま、数少ない女性ハンターとして注目を集める清水さん。狩猟免許を取得したきっかけは、豊田市足助地区へ米作り体験に通っていた際、地主から「イノシシをなんとかしてくれ!」という一言だったそう。「山間地域での獣害の深刻さを知り、地元猟師の元でイノシシの捕獲方法や解体の仕方を学びました。その時、野生獣の肉(ジビエ)の美味しさも実感。ジビエ料理の魅力を多くの人に知ってもらいたいと思いました」。そんな思いに加え、ゆくゆくは移住したいとの思いもある清水さんは足助地区の古民家を2016年に購入。山里カフェとして改装し、そこでハンターならではのジビエ料理を提供したいと考えています。「ハンターとして有害鳥獣駆除も行っていますが、駆除とはいえ奪った命を無駄にはしたくないですし、獣害の問題やハンターの必要性も伝え、高齢・減少化するハンターの育成にも貢献できたら、と思います。それから、山間地に興味を持ち、移住をしたいと思っていても、なかなかきっかけもなく、問題や不安も多い。そんな人たちがいなか体験でき、地元の方々と話もできる交流の場にもしたいんです」。狙った獲物のごとく、自分の夢を仕留める日もそう遠くありません。

2017年12月、豊田市足助地区に「山里カフェMui」オープン。2019年にはクラウドファンディングにより、カフェ施設内にジビエの解体施設を設置。「捕獲した鳥獣の命は無駄なくしっかりいただく」をハンターとしてのポリシーに掲げ、ジビエ食の普及推進に務める他、ハンターの教育事業等にも注力している。

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